【事前に確認】キャリアアップ助成金の4つのメリットとデメリットまとめ

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「キャリアアップ助成金」は、非正規労働者の処遇改善や雇用の安定化を図る事業主に対して助成金を支給する制度です。

優秀な人材の確保や働き方改革を目指す多くの事業主から注目を集める一方で、本制度を活用する上では様々な注意点もあります。

今回は、「キャリアアップ助成金」を活用するメリット・デメリットについて詳しく解説いたします。

 

キャリアアップ助成金とは

「キャリアアップ助成金」は、パートタイム従業員や派遣労働者の正社員転換や直接雇用、賃上げ、手当の支給等、いわゆる“非正規労働者”の処遇改善に取り組む事業主に対して、費用助成を行うことを目的とした制度です。

働き手不足が社会的に大きな課題とされる中、本コースを活用することで優秀な人材の確保や、働き甲斐のある魅力的な職場づくりを推進することができます。

 

キャリアアップ助成金の4つのメリット

①要件を満たせば費用助成を受けることができる

「キャリアアップ助成金」は、非正規労働者の正社員転換や賃上げ等の取り組みを行い要件を満たせば、原則として費用助成を受けることができます。

本制度による助成金は返済不要であり、職場環境の改善や販路開拓など様々な取り組みに活用することができます。

 

②働き甲斐のある魅力的な職場づくりを推進することができる

「キャリアアップ助成金」には、“選択的適用拡大導入時処遇改善コース”や“諸手当制度等共通化コース”などの7つのコースが設けられています。

自社の課題や事業規模に合わせて取り組みを行うことで、働き甲斐のある魅力的な職場づくりや組織力の強化を推進することができます。

 

③自社のイメージアップを図ることができる

同一労働同一賃金の導入や有給休暇取得の義務化等、働き方改革の波は中小企業・小規模事業者に対しても広がっています。

「キャリアアップ助成金」制度を活用しながら自社に適した働き方改革を推進することで、企業イメージの向上を図ることができます。

 

④優秀な人材の確保に繋げることができる

働き手不足の解消や組織力の強化を行うためには、労働者にとって働き甲斐のある魅力的な職場づくりを行うことが必要不可欠です。

“賃金規定等共通化コース”や“諸手当制度等共通化コース”を活用した同一労働同一賃金の推進を行うことにより、優秀な人材の確保に繋げることができます。

 

キャリアアップ助成金の4つのデメリット

①助成金受給のためには何らかの取り組みを行う必要がある

小見出しを作成して内容を説明してください。

「キャリアアップ助成金」を受給するためには、非正規労働者の正社員転換や賃上げ等の何らかの取り組みを行う必要があります。

助成金目当てに自社の事業規模に適しない取り組みを行ってしまえば、財務状況の悪化等に繋がる恐れもあります。

 

②就業規則の作成や労働法の遵守が求められる

「キャリアアップ助成金」の申請を行うためには、10名未満の小規模事業者等でも就業規則の作成が求められる場合があります。

また、助成金を受給するためには、労働法の理解や厳格な遵守が求められるという点にもご留意ください。

 

③取り組みや申請に費やした労力が無駄になることがある

「キャリアアップ助成金」は、非正規労働者の正社員転換や処遇改善等の取り組みを行えば原則として費用助成を受けることができます。

しかし、計画届を提出した後に従業員を解雇した場合や取り組みを行うことができなかった場合などは助成金を受給できないこともあります。

 

④意図せずして助成金の不正受給を行なってしまうことがある

多くの助成金制度では、費用助成を受けるために確実な取り組みの実施や適切な申請書類の作成が求められます。

煩雑な手続きが多く伴うことから、意図せずして助成金の不正受給を行なってしまう事業者も決して珍しくありません。

自社のみでの取り組みの実施や申請手続きが困難な場合には、社会保険労務士等の専門家へ相談を行うことをオススメいたします。

 

キャリアアップ助成金の特徴を理解して活用しよう

今回は、「キャリアアップ助成金」を活用するメリット・デメリットについて解説しました。

本制度の特徴を理解することで、優秀な人材の確保や、働き甲斐のある魅力的な職場づくりを効果的に推進することができます。

社会保険労務士等の専門家によるサポートの元、自社の課題や事業規模に合わせた取り組みを行うことをご検討ください。