千葉県の生産性向上に関する補助金・助成金 一覧①

お役立ち記事

政府より、生産性の向上に取り組む中小企業・小規模事業者の方が活用できる補助金・助成金制度が設けられています。

DX化の推進、優秀な人材の確保、新商品・新製品の開発に向けた設備投資などは、補助金・助成金制度を活用しながら推進することが効果的です。

今回は、千葉県内で生産性の向上に取り組む方が活用しやすい補助金・助成金制度をご紹介いたします。

生産性向上のための設備投資補助金

「生産性向上のための設備投資補助金」は、千葉県内で事業を営む中小企業等が行う生産性向上と省エネルギーの促進等に資する設備投資を後押しするため、国の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」に対して上乗せして補助金を交付することを目的とした制度です。

本制度が採択された場合には1事業者あたり最大250万円の交付が予定されており、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」と併せてより効果的に生産性の向上を推進することができます。

対象者補助の対象者は、令和4年度において、ものづくり補助金(一般型)に実施場所を千葉県として採択された中小企業者等とする。ただし、次に掲げる事業については、補助の対象としない。
(1)法令等に違反する事業
(2)補助を受けようとする事業を行う法人その他団体の役員等(業務を執行する社員、取締役、執行役若しくはこれらに準ずる者、相談役、顧問その他の実質 的に当該団体の経営に関与している者又は当該団体の業務に係る契約を締結 する権限を有する者をいう。以下同じ。)が次のア、イ及びウのいずれかに該当する者であるときは、その事業
ア 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)
イ 次のいずれかに該当する行為((イ)又は(ウ)に該当する行為であっ て、法令上の義務の履行としてするものその他正当な理由があるものを除 く。)をした者(継続的に又は反復して当該行為を行うおそれがないと認 められる者を除く。)
(ア)自己若しくは他人の不正な利益を図る目的又は他人に損害を加える目 的で、情を知って、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 第2条第2号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)又は暴力 団員を利用する行為
(イ)暴力団の活動を助長し、又は暴力団の運営に資することとなることを 知りながら、暴力団員又は暴力団員が指定した者に対して行う、金品 その他財産上の利益若しくは便宜の供与又はこれらに準ずる行為
(ウ)県の事務又は事業に関し、請負契約、物品を購入する契約その他の契 約の相手方(法人その他の団体にあっては、その役員等(業務を執行 する社員、取締役、執行役若しくはこれらに準ずる者、相談役、顧問 その他の実質的に当該団体の経営に関与している者又は当該団体の 業務に係る契約を締結する権限を有する者をいう。))が暴力団員で あることを知りながら、当該契約を締結する行為
ウ 暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している者
給付額上限250万円 補助率1/12以内
申請期間2022年9月15日(木)〜2023年10月31日(火)まで

介護施設等整備事業補助金

「介護施設等整備事業補助金」は、介護施設等の整備の促進やサービスの質の向上のため、千葉県内で行われる介護施設等の整備や改修等に係る費用に対して助成金を交付することを目的とした制度です。

本制度を活用することで、地域密着型サービス等整備事業の場合には施設ごとに算定した補助金の交付が予定されており、空き家(借家、テナント等を含む。)を活用して介護施設等を整備する場合には、補助金の上乗せ措置も設けられています。

対象者※以下、地域密着型サービス等整備事業の場合
千葉県内で事業を営む介護施設等
給付額施設ごとに算定
申請期間2022年8月25日(木)まで

千葉県介護サービス事業所ICT導入支援事業費補助金

「千葉県介護サービス事業所ICT導入支援事業費補助金」は、千葉県内で事業を営む介護サービス事業者等の業務効率化及び介護従事者の負担軽減を図るため、ICT導入のために必要となる費用の一部を補助することを目的とした制度です。

本制度が採択された場合には1事業者あたり最大260万円の交付が予定されており、タブレット端末や介護ソフト、コミュニケーションツールの導入、通信環境の整備、バックオフィス業務の効率化などを効果的に推進することができます。

対象者千葉県内に所在する介護保険法に基づく指定又は許可を受けた(介護事業所番号を所有の)介護サービス事業者

※住宅型有料老人ホームは補助対象外です。
給付額上限260万円 補助率1/2以内
申請期間2022年6月17日(金)~2022年7月18日(月)まで

千葉県介護ロボット導入支援事業費補助金

「千葉県介護ロボット導入支援事業費補助金」は、千葉県内で事業を営む社会福祉施設等へ介護ロボットの導入を促進することにより、介護従事者の身体的負担の軽減や業務の効率化を図るとともに、介護従事者が継続して就労するための環境を整備するために補助金を交付することを目的とした制度です。

本制度を活用することで、移乗介護及び入浴支援ロボットの導入の場合には1事業者あたり最大100万円の交付が予定されており、就労環境の整備や生産性向上に向けた積極的な制度活用が期待されています。

対象者千葉県内に所在する介護保険法に基づく指定又は許可を受けた民間の介護サービス事業者

※特別養護老人ホーム及び介護老人保健施設は補助対象ですが、公立施設は対象外です。

※住宅型有料老人ホームは補助対象外です。
給付額補助対象経費の2分の1(千円未満は切捨)を補助します。
補助上限額は以下のとおり。

「移乗介護」及び「入浴支援」ロボット ⇒ 1台につき100万円
 それ以外のロボット ⇒ 1台につき30万円
見守り機器の導入に伴う通信環境整備 ⇒ 1事業所につき150万円
申請期間2022年10月5日(水) 必着 ≪郵送≫

社会福祉施設等におけるICT導入支援事業

「社会福祉施設等におけるICT導入支援事業」は、社会福祉施設等における業務の効率化を図るため、介護記録や介護報酬の請求等を一体的に管理できる介護ソフトなど業務の効率化に資するICTの導入に対して、助成金を交付することを目的とした制度です。

本制度が採択された場合には1事業者あたり最大260万円の交付が予定されており、介護ソフトやタブレット端末などの導入、施設・事業所内の通信環境の整備を効果的に推進することができます。

対象者社会福祉施設等
給付額上限260万円 補助率1/2以内
申請期間2022年3月31日(木)まで

ICT活用生産性向上支援事業助成金(千葉市)

「ICT活用生産性向上支援事業助成金(千葉市)」は、千葉市内で事業を営む中小企業者に向けて、働き方改革や生産性の向上、さらに企業価値の向上に資するICT導入に係る費用の一部を助成することを目的とした制度です。

本制度を活用することで、STEP1:短期達成型の場合には1事業者あたり最大50万円の交付が予定されており、クラウドサービスの利用料、ソフトウェアの購入費、コンサルティング費、従業員教育費、研修費などを調達することができます。

対象者※以下、STEP1:短期達成型の場合

千葉市内に本社若しくは事業所を置く中小企業者であり、かつ次の各号のいずれにも該当すること 
(1)コーディネーターによるヒアリングを受けること 
(2)過去に「ICT活用変革促進事業」による支援を受けていない者 
(3)主たる事業実施場所が市内であること
給付額上限50万円
申請期間2022年4月21日(木)〜予算に達するまで