広島県の地域活性・まちづくりに関する補助金・助成金 一覧③

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広島県では、地域の事業者や団体の活性化に活用することができる補助金・助成金の制度が実施されています。

補助金・助成金を活用することで、地域の魅力を引き立て、地域経済を活性化させる様々な事業に取り組むことができるでしょう。

この記事では、広島県内の事業者や個人が活用できるそれぞれの補助金の特徴や具体的な活用事例をご紹介します。

ワーケーションふくやま推進事業補助金:福山市

福山市では、地域への新たな刺激となるワーケーションを促進するための支援策として、「ワーケーションふくやま推進事業補助金」が設けられています。

この補助金は、福山市を訪れ、市内企業や団体と共に地域活性化に貢献する企業などを支援することを目的としています。

対象者(1) 備後圏域外の企業や人材であって,ワーケーションふくやま推進事業を実施しようとするもの
(2) 本市に所在する宿泊施設を営む者であって,ワーケーションふくやま推進事業を組み込んだ宿泊プランを造成しようとするもの
(3) 旅行業者等であって,ワーケーションふくやま推進事業を組み込んだ企画旅行を実施しようとするもの
(4) その他市長が特に必要があると認める者
給付額【補助率】補助対象経費の2分の1以内
【限度額】50万円
※上記にかかわらず,1人当たりの補助金の額は10万円を上限とします。
※補助対象経費には消費税及び地方消費税相当額は含みません。
申請期間2024年(令和6年)2月29日まで
※補助金の交付決定額(累計)が予算額に達した時点で募集を終了します。
事例・交通費:鉄道料金やバス料金,レンタカー代など 
・滞在費 市内宿泊施設における宿泊費など 
・オフィス利用料 コワーキングスペースやサテライトオフィスの利用料 等

三原市中心市街地活性化事業費補助金:三原市

三原市では、中心市街地の活性化を促進するために「三原市中心市街地活性化事業費補助金」が設けられています。

近年、大型店舗の撤退・新設・増床や、社会経済情勢による消費の冷え込みにより中心市街地の販売額が減少し、空き店舗が増加しています。

この深刻な課題に対応するため、商工団体などが中心市街地活性化を目指す事業に市が一部補助金を提供します。

対象者商工団体,商栄会,その他中心市街地商業等活性化に資する団体と市長が認める団体
給付額補助率:補助対象事業費の3分の2
補助限度額:1件につき100万円以内
申請期間記載なし
事例中心市街地の活性化を目的とした次の事業のうち,公益性,有効性,公平性等がある と認められる事業が補助対象となります。

安芸太田町がんばるビジネス応援補助金:安芸太田町

「安芸太田町がんばるビジネス応援補助金」は、安芸太田町内で新規事業を展開する中小企業者などを対象に、補助対象事業の実施に必要な経費の一部を助成します。

地域の活性化と企業の発展を促進するため、積極的な事業展開をサポートしています。

対象者(1)中小企業基本法第2条第1項各号に該当する者(個人事業主を含む。)
(2)中小企業団体の組織に関する法律第3条第1項各号に該当する者
(3)収益事業を行う特定非営利活動法人
(4)収益事業を行う任意団体
 ※上記に該当しても交付対象者とならない場合がありますので、詳しくは「申請の手引き」をご覧ください。
給付額補助対象経費に補助率1/2を乗じた額から千円未満の額を切り捨てた額を補助金として交付します。
 ※【計算式】補助金交付額 =(補助対象経費×補助率1/2)- 千円未満の額
申請期間令和5年5月8日(月曜日) ~ 令和5年6月30日(金曜日) ※必着
事例(1)新分野進出支援事業
  安芸太田町内で、既存の中小企業者等が日本標準産業分類における中分類を基準として、新たな分野に進出しようとする事業
(2)起業家支援事業
  安芸太田町内で、創業予定者等が新たに店舗又は事務所等を開設しようとする事業
(3)事業承継支援事業
  安芸太田町内で、親族間承継、従業員承継、社外承継等により既存事業等を承継しようとする事業

東広島市地域拠点にぎわい創出事業補助金:東広島市

「東広島市地域拠点にぎわい創出事業補助金」は、東広島市内の事業者が地域におけるにぎわいを創出するためのイベントなどを実施する際に、予算の範囲内で補助金を交付する制度です。

補助事業には、地域拠点イベント事業、地域等連携事業、特産品PR事業、観光コンテンツ創出支援事業があります。

対象者個人事業主/組合・団体等/法人
給付額地域拠点イベント事業、地域等連携事業、特産品PR事業:補助対象経費の額に2分の1を乗じて得た額(その額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額)又は40万円のいずれか低い額

観光コンテンツ創出支援事業:次の各号に掲げる区分に応じ当該各号に定める額
(1) 当該観光コンテンツの創出に係る補助金を初めて受ける場合 補助対象経費の額に3分の2を乗じて得た額(その額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額)又は200万円のいずれか低い額
(2) 前号の補助金を受けた年度の翌年度において補助金を受ける場合 補助対象経費の額に2分の1を乗じて得た額(その額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額)又は40万円のいずれか低い額
申請期間2023年6月1日〜2023年6月29日
事例地域活性・まちづくり/観光・インバウンド

放任果樹伐採(野生鳥獣による生活環境被害防止対策)事業補助金:安芸高田市

安芸高田市では、野生鳥獣による生活環境被害を防ぐため、収穫しないままの果樹伐採を促進するための補助金制度があります。

未収穫の果樹1本あたり最大20,000円の支援が行われ、地域の課題に対する一環として実施されています。

対象者個人
給付額伐採経費の1/2(1本あたり2万円を上限)
申請期間一次締切は6月20日火曜日まで
事例対象物→直径が概ね15cm以上の柿や栗の木などの果樹伐採