兵庫県の研究・開発に関する補助金・助成金 一覧

兵庫県内で事業を営む中小企業等が、研究・開発に活用できる補助金・助成金事業が実施されています。

今回は、活路開拓や新商品開発、共同研究などに活用できる補助金・助成金をご紹介します。

企業の製品や事業価値を決める重要な要素であり、他社との差別化に欠かせない研究開発の費用負担を軽減したい方は、活用を検討してください。

活路開拓調査・実現化事業」

兵庫県中小企業団体中央会が実施する「活路開拓調査・実現化事業」は、県内の中小企業組合などが新たな活路を開拓したり、単独では実現が困難な事業テーマに取り組む際に、係る経費の一部を補助する制度です。

新規事業展開や既存事業の強化、付加価値向上、情報化促進、新商品開発、技術・技能の継承などの事業が補助対象となります。

関西みらい銀行が実施する「関西みらい共同研究助成金」は、近畿2府4県に本社を置く中小企業などが、指定の大学と共同研究を行う際に、1事業あたり200万円を助成する制度です。

中小企業等の支援強化と、産業と地域経済の活性化に資することを目的としています。

助成金の支給だけでなく、中小企業等と教育研究機関とのマッチングなどのサポートも行っています。

対象者	下記①及び②を満たす中小企業および個人事業主 ①近畿2府4県に本社を置き、大阪医科薬科大学、大阪工業大学、大阪公立大学、近畿大学、滋賀大学、滋賀医科大学、滋賀県立大学、同志社大学、長浜バイオ大学、奈良工業高等専門学校、立命館大学、龍谷大学と共同研究を行うこと ②当社から過去本取組の助成金拠出実績のないこと
給付額	1事業あたり200万円、最大総額2,000万円
申請期間	2022年10月3日(月)から2022年12月16日(金)まで

神戸市が実施する「水素関連製品の研究・開発・実証補助金」は、市内の中小企業などが、大学や公的研究機関、大手企業と連携して水素関連製品の研究、開発、実証に取り組む際に必要となる経費の一部を補助する制度です。

原材料費、外注加工費、機械・工具購入費、外注加工費、調査費、直接人件費、共同研究費などが補助対象となります。

また、実現可能性が高いと評価された事業の場合、補助限度額と助成率が引き上げられます。

対象者	（1）単独枠市内中小企業で、神戸市市税条例に定める神戸市税の滞納又は未申告がない者（2）コンソーシアム枠市内中小企業が幹事となって構成されるコンソーシアムで、市内企業に神戸市市税条例に定める神戸市税の滞納又は未申告がない者
給付額	【通常枠】助成率：1/2以内助成限度額：〜950万円【拡充枠】助成率：2/3以内助成限度額：〜1,500万円
申請期間	令和4年6月27日（月曜）～令和4年7月26日（火曜）必着